デュブルイユ・フォンテーヌ Dubreuil-Fontaine
代表者 : ベルナール・デュブルイユ
生産量 : 約90,000本
所有畑 : 計22.2ha
コルトン・シャルルマーニュ 0.76ha 樹齢43年
コルトン・ブレッサンド 0.75ha 樹齢55年
コルトン・ペリエール 0.60ha 樹齢50年
他、ペルナン・ヴェルジュレス村、サヴィニ・レ・ボーヌ村、ポマール村などに所有。
<ワイナリーの歴史>
1879年、ピエール・アルビネが設立。その後ドメーヌは娘婿のジュリアン・デュブルイユ−アルビネに委ねられ、その息子ピエール・デュブルイユ−フォンテーヌによって拡大されました。ドメーヌ内元詰は1930年代から始められ、現在の当主は4代目にあたるベルナール・デュブルイユ氏。5代目になる娘のクリスティーヌ・グリュエール−デュブルイユと、その夫のニコラ・グリュエールと共に栽培・醸造にあたっています。
<特 徴>
22haにおよぶ所有畑は、本拠地のペルナン・ヴェルジュレスを筆頭にサヴィニー、アロースといった近隣の村だけでなく、ベルナール氏がポマール村の女性と結婚したため、ボーヌの街を挟んでやや遠隔地ながらポマール、ヴォルネイも所有しています。グラン・クリュはコルトン・シャルルマーニュとコルトンの2つ。とりわけコルトンは同じアペラシオンでもぺリエール、ブレッサンド、クロ・デュ・ロワと3つの畑を別々に仕込み、それぞれのテロワールの違いが際立つ秀逸なワインを造り続けています。
<ワイン造り>
リュット・レゾネで栽培。有機肥料を使い、除草は鋤入れで行なっていますが、肥料は余り与えないようにされています。醸造場はペルナン村の急斜面という自然の利を生かした理想的な設計の3階建。3階が醸造場、2階がカーヴ、1階が瓶詰ライン・ストック置き場になっており、ワインが痛まないように作業は上階から下階へと重力で流れてゆくグラヴィティ・システムが採用されています。ブドウは、手摘みで収穫され、赤用のブドウは100%除梗され、破砕されます。醗酵は2重構造で温度調節の容易な開放式ステンレスタンクで行われ、最初の3日間は低温浸漬されます。醗酵は、最高30〜32度で期間は10〜12日間。終了後、約5日間のマセラシオンを行って圧搾され、樽へ移されますが、新樽比率は15%〜30%と低くおさえされています。
13〜24ヶ月熟成され、澱引はマロラクティック発酵終了後まで行われません。最初の澱引までSO2を加えないというリスキーな方法を取っていますが、これは「天然酵母の力を引き出せる」からだといいます。清澄は卵白とカゼインを使用。白ワイン用の果汁は、24時間かけてデブルバージュされ、ジェネリックが温度調節装置付きステンレスタンク、1級・特級はオーク樽、ヴィラージュはステンレスタンクとオーク樽が半分ずつ使用され、醗酵に回されます。18〜20℃で15日間発酵。発酵末期から週1回のバトナージュを始め、年末まで継続。熟成は約1年間と、赤に比べて短い期間となっています。新樽比率は、25〜30%と、赤よりも多少高い比率となっています。