ミシュロ Michelot
代表者 : ベルナール・ミシュロ
生産量 : 約125,000本
所有畑 : 計23ha
ムルソー・ペリエール 0.20ha 樹齢20年
ムルソー・シャルム 1.60ha 樹齢30年
ムルソー・ジュヌヴリエール 1.65ha 樹齢35年
他、ピュリニー・モンラッシェ村、ポマール村などに所有。
<ワイナリーの歴史>
現在7代目を数えるミシュロ家は17世紀末からブドウ栽培を始めた。当時は借地で、畑を所有し始めたのは3代目の18世紀末から。1920年代後半に5代目がフィロキセラ後50年間放棄されていた土地にブドウを植え、所有地を拡大。50年代、6代目のベルナールが一大決心してワインをドメーヌ元詰に転換して以降、ドメーヌの評価をゆるぎないものとしました。このベルナールには娘が3人がおり、土地(畑)は既にそれぞれに相続され、娘ジュヌヴィエーヴとワイン学校を卒業した孫娘が99年にドメーヌ・ミシュロから独立をしてMichelot Mere et filleを実家の向かいで経営。娘シャンタルともう一人の娘オディールの持ち分は今も栽培・醸造・販売をドメーヌ・ミシュロ内で共有しています。現在の当主は娘婿(オディールの夫)のジャン=フランソワ・メストル氏。
<特 徴>
ドメーヌ・ミシュロでは極端な低収量には懐疑的で、テロワール本来の個性が顕れるようなワイン造りを心掛けており、「テロワールとは表土、土壌、標高、向き、排水、そして最後に栽培者。それぞれの畑にはそれぞれの特徴のある酵母が生きており、工場生産酵母を添加するなんてテロワールを殺してしまう」とブルゴーニュの伝統あるワイン造りを守り続けています。
<ワイン造り>
手摘みで収穫されたブドウは、空圧式プレス機で圧搾された後デブルバージュされずにそのまま228リットル入りの樽「ピエス」に移されます。樽は、新樽、1年樽、2年樽、3年樽、4年樽と4回使用され、その使用比率はそれぞれ25%づつとなっています。醗酵は天然酵母のみで、温度調節せず自然に任せた形で3〜6週間かけて行われます。バトナージュはアルコール発酵がほぼ終了した時点で開始し、15日おきに12月まで。そのまま樽の中でマロラクティック発酵を行い、終了したワインはステンレスタンクに移して更に熟成を続けます。熟成期間は計10〜12ヶ月。澱引きは、タンクに移す際と瓶詰め時の2回。瓶詰め時にカゼインとベントナイトで清澄後、軽くフィルターをかけられています。