アイアン・ホース・ヴィンヤーズ Iron Horse Vineyards
代表者 : ジョイ・A・スターリング、ローレンス・G・スターリング
所有畑 : 計160エーカー(約64.7ha)
<ワイナリーの歴史>
1976年2月、オードリー・スターリングとバリー・スターリングの夫妻がソノマのロシアン・リヴァーに300エーカー(約121.4ha)の土地を購入したことから、その歴史はスタートします。そこにはロドニー・ストロングで働いていたフォレスト・タンサーが植えた110エーカー(約44.5ha)のブドウ畑があったものの、この地特有の涼しく霧の立ちこめやすい気候から冷害を招く可能性が常に考えられていました。そこでブドウを冷害から守るために投資を行い、1978年彼らの初めてのヴィンテージとなるエステート・シャルドネを生産。翌年1979年には正式にワイナリーをオープンし、バリーの50歳を祝うかのようにエステート・ピノ・ノワールを生産。さらに翌年の1980年には、スパークリング・ワインを生産。現在もスターリング家によって家族経営されており、オードリーとバリーが引退した後も、息子ローレンスと娘ジョイによって運営されています。
<特 徴>
アイアン・ホースのスパークリング・ワインは、W&S誌の選ぶトップ100ワイナリー・オブ・ザ・イヤーの7度にわたる受賞、同じくW&S誌の選ぶ殿堂入りをスパークリング・ワインとして唯一果たすなど、このワイナリーをカリフォルニアのトップ生産者へと押し上げる原動力となりました。また、レーガンに始まる4政権連続でホワイトハウスの公式スパークリング・ワインとして採用されるなど、その栄光は枚挙に暇がありません。
<ワイン造り>
全て自社畑のブドウを使用。スパークリング・ワインは、ブドウを全房で圧搾。キュヴェ(一番搾り)のみを使用し、シャンパーニュ方式で醸造。木樽は使用せず、全てステンレスタンクのみ。ブドウ本来の酸を活かすため、マロラクティック醗酵は行いません。ウェディング・キュヴェで3年以上、クラシック・ヴィンテージで4年以上の熟成を経て出荷。白ワインは、スパークリング・ワインと同じく全房で圧搾。醗酵の状況や樽の種類などにより13種類生まれるワインをアッサンブラージュし、瓶詰め。マロラクティック醗酵は行いません。赤ワインは収穫後100%徐梗し、ドライアイスを使用しながら7日間かけて低温浸漬。醗酵が完全に終わる前に圧搾し、フレンチオークの樽へ。樽の中で残りの醗酵が終了し、その澱とともに熟成、瓶詰め。マロラクティック醗酵は100%行います。